









HOW TO
メイクをするときに、困ったことがあったら
1人で抱えこまずに周りの大人の人に相談してね。
ここでは、代表的なSOSを紹介するよ。

メイクをしていると楽しいけど、いろんな困ったことが発生しちゃうときもあります。
でも、何かトラブルが発生したときに、自分だけでやみくもに対応するのは絶対NG!
困ったときに参考になる専門家の先生たちのアドバイスを知ることができるのが、この「メ育SOS」です。
ADVISER
PROFILE
大塚 篤司
/ Atsushi Otsuka
近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授。医師。コラムニスト。
信州大学卒業、京都大学大学院修了後、チューリッヒ大学病院での
客室研究員や京都大学医学部特定准教授を経て、2021年より現職に。
アトピー性皮膚炎を含む皮膚アレルギーの分野を専門とし、ニキビ治療や日焼け止についてなど私たちの日々に有益な情報の発信も積極的に行う。『アトピーの治し方』(ダイヤモンド社)をはじめ、著書が多数あり、新著に『医師による医師のためのChatGPT入門 臨床がはかどる魔法のプロンプト』(医学書院)。
PROFILE
イガリ シノブ
/ Makeup Artist
雑誌・広告などでヘアメイクを手掛け、自身が提案するメイクが
次から次へとブームを巻き起こすヒットメーカー。
「#igarimakeup」 は国内のみならず世界でもブームを巻き起こす。
「WHOMEE」 「SS by WHOMEE」 の化粧品開発ディレクターや「コスメロス協会」 代表を務める他、メイク講師としても幅広く活動。
2015年「イガリメイク、しちゃう?」(宝島社)を出版し、シリーズ累計 17万部突破。
同年Yahoo!検索大賞メーク部門にて「イガリメイク」 のワードが1位となり、
MBS「情熱大陸」 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」 に出演。
2024年12月には「わたしもまわりも笑顔になる 小学生のメイク本」(講談社)を発売するなど、子どもたちの「メ育」 にも注力。たった5年で大きく変化する小中学生の心をメイクで育てる「チームゴネンゴ」 の活動を開始。
- ・コスメのこと・
- ・肌や体のこと・
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こんなときどうしよう!? ❶
もしコスメが割れてたら?
すぐ捨てちゃうのはもったいない!
少し化粧水を垂らして、プッシュして固めてみてね。
粉々になっちゃった場合は、1回ティッシュの上に出してから戻して同じようにすると固まるよ。 -
こんなときどうしよう!? ❷
うわー!こぼしちゃった!
粉のものは掃除機で吸い取り、薄めた洗剤(食器用)で拭き取った後、水拭きをするといいよ。
オイル系は取れるものは先にティッシュで拭いて、薄めた洗剤(食器用)で拭き取った後、水拭きをするといいよ。 -
こんなときどうしよう!? ❸
服に着いちゃった!
早めに落としましょう!
コスメがついた部分だけ水で湿らせて、洗剤を直接置いて、タワシや歯ブラシでゴシゴシしよう!
その後に洗濯をしましょう。
衣類用の染み抜きが売ってるから用意しておくのもいいかも。
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こんなときどうしよう!? ❶
メイクでヒリヒリ・赤み・かゆみが出てきた!
まず使用を中止し、ぬるま湯で優しく洗い流してね!
保冷剤は清潔なタオルで包んで使って、直接肌には当てないでください。
使用したコスメはすべて持参(パッケージや成分表も)
症状が出た時間、使用順序をメモしておきましょう。
息苦しさや腫れがひどい場合は救急受診も検討しましょう。 -
こんなときどうしよう!? ❷
コスメを間違って食べちゃった!
無理に吐かせないで!
かえって危険な場合があります。
飲んだ製品名、量、時間をメモしてね。中毒110番(つくば:029-852-9999、大阪:072-727-2499)に相談もできます。
リップやグロス程度なら経過観察で済むことも多いですが、念のため受診を推奨します。